Super LIFEホーム>冊子コンテンツ>Vol.6>コロンビア映画

コロンビア映画

トーチをかざした女性像のロゴが印象的なコロンビア映画。創設から100年近い歴史を持つこの老舗のスタジオは、1989年にソニー・ピクチャーズ エンタテインメントとして新たな道を歩みはじめた。
コロンビア映画の現在までの歴史、息づく精神について、コーポレート広報部の田中さんにお聞きしました。
新しい撮影スタイルを生んだビジネスセンス溢れる映画人
ジャック、ハリーのコーン兄弟によって、その礎が築かれたコロンビア。映画会社としての大きな転機はひとりの監督との出会いがきっかけとか。
「コロンビア映画の方向性を決定付けた作品といえば、1934年公開の『或る夜の出来事』になります。これは、“キャプラ・タッチ”という言葉がいまだに残るほどの名匠、フランク・キャプラ監督の作品で、この年のアカデミー賞5部門を独占したんですね。コロンビアはそれまで、B級作品が多い二流の映画会社だったのですが、これで雰囲気は一変しました」
コロンビアはその後、『地上より永遠に(ここよりとわに)』(1953年)、『戦場にかける橋』(1957年)、『クレイマー、クレイマー』(1979年)など、キャプラの作風を受け継ぐ数々のアカデミー賞受賞作品を輩出。
「“アメリカの良心”を具現化したような作品というのは、なぜかずっと続いていて、最近でこそ『スパイダーマン』シリーズのような派手で内容もしっかりしたヒット作品がありますが、昔は、アカデミー賞を取ったのにヒットしない、なんて恐ろしい状況もありました(笑)」
古き良きコロンビアの精神を受け継ぎ新たにソニー・ピクチャーズが誕生
1989年、コロンビアはソニーグループの傘下に入り、ソニー・ピクチャーズ エンタテインメントとなって新生。試行錯誤、紆余曲折を経て、制作部門・宣伝部門が次第に実力を蓄えて、現在は『スパイダーマン』を代表とする従来のコロンビアらしさ+エンタテインメント性を持った作品が続々と誕生するようになりました。そして、更なる挑戦は続きます。
 |
「映画会社は安定した収益が見込めるヒットシリーズがほしいんですね。フォックスなら『スター・ウォーズ』、ワーナーなら『ハリー・ポッター』というように、柱となっているシリーズを持っていることは強みですよね。そんな新たな柱とすべく、CGアニメにも参入します。第1弾は、熊のブーグと鹿のエリオットの冒険物語『オープン・シーズン』という作品です。日本では今年の年末公開になりますので、楽しみにしていてください」
PROFILE:田中秀和(たなかひでかず)さん
ソニー・ピクチャーズ エンタテインメント コーポレート広報部の係長。個別のタイトルではなく、ソニー・ピクチャーズ全般の広報活動を担当する。映画の知識が豊富で朗らかな笑顔の持ち主。 |
NEXT STAGE>>>
当面はやはり『ダ・ヴィンチ・コード』のヒットですね。当社で達成していない興行収入100億円が目標です。大ヒットしておいしいお酒が飲めるといいですねえ(笑)。 |
[今月のイチ押し] THE DA VINCI CODE(ダ・ヴィンチ・コード)
全世界でベストセラーとなり、歴史に衝撃を与えた話題沸騰の原作が『アポロ13』『ビューティフル・マインド』のロン・ハワード監督によって映像化された。
「原作に負けない素晴らしい作品に仕上がっています。ルーブル美術館でのロケは実現しましたし、トム・ハンクスら演技派が繰り広げる会話劇としても迫力満点。パリの市街をカーチェイスするシーンなど、リアリティあふれる映像が堪能できます」(田中)
映画ならではの仕掛けも数多くあるという。
「映像や演技での表現は文章と異なります。そういった“アレンジ”の部分も楽しんでください」(田中)
『ダ・ヴィンチ・コード』 DATA:(監)
ロン・ハワード (出) トム・ハンクス、ジャン・レノ、オドレイ・トトゥ、アルフレッド・モリーナ (公) 5月20日(土)全世界同時公開 STORY:ルーブル美術館館長が謎の死を遂げた。死体はダ・ヴィンチの「ウィトルウィウス的人体図」を模し、周りには不可解な暗号が。歴史的真実を覆すミステリ−。 |
OTHERS
 |
『イーオン・フラックス』
DATA:(監) カリン・クサマ (出) シャーリーズ・セロン (公) 3月11日より日劇ほか全国東宝洋画系にてロードショー (配) ギャガ・コミュニケーションズ
STORY:西暦2415年。反政府組織の女戦士イーオンに君主暗殺の指令が下る。しかし彼女を待つのは衝撃の事実だった! |
 |
『プロデューサーズ』
DATA:(監) スーザン・ストローマン (出) マシュー・ブロデリック (公) 4月8日(土)全国ロードショー (配)
ソニー・ピクチャーズ エンタテインメント
STORY:史上最低のミュージカルを作り、製作費持ち逃げを画策するプロデューサーたちの悪戦苦闘を描く! |
 |
『V フォー・ヴェンデッタ』
DATA:(監) ジェイムズ・マクティーグ (出) ナタリー・ポートマン (公) 4月29日、渋谷東急ほか全国松竹・東急系にてロードショー (配) ワーナー映画
STORY:独裁国家の圧政から市民を解放するため、類まれなカリスマと優れた戦いのセンスを持った「V」が立ち上がる!
|
Cinema Topic
来年公開、予定作などレアなハリウッド情報をお届け!
 |
シリーズ最新作『007/カジノ・ロワイヤル』のボンドガールや悪役のキャストが決定し、現在バハマで好調撮影中! ダニエル・クレイグ演ずる新ボンドが楽しみ! |
 |
 |
『スパイダーマン3』の出演者は『サイドウェイ』のT・H・チャーチ、『ヴィレッジ』のブライス・ダラス・ハワードなど演技派揃い。もしかしてオスカー狙い? |
 |
今年の夏に公開の『パイレーツ・オブ・カリビアン2』。来年には同シリーズ3作目の公開が早くも決定しているとか。 |
 |
「ひとまねこざる」の名で親しまれているキュリアス・ジョージが映画になって今夏公開(予定)。 |
 |
ドラキュラ伝説の真実を探る全米話題の小説「ヒストリアン」の映画化権をソニー・ピクチャーズが取得。早ければ2007年公開も。 |
Super LIFEホーム>冊子コンテンツ>Vol.6>コロンビア映画
ページの先頭へ
|