Manner Lesson

ビジネスに必要な作法を身に着けよう!

知っておきたい慶事に関するマナー

披露宴や結婚式の二次会などに関するマナーというのは知っているようで忘れている場合が多いもの。式の当日やイザという場面に直面して初めて「アレ? どうするんだっけ?」となるようでは遅すぎです。といって、基本的なことなどは今さら他人に聞きづらい・・・。そこで今一度確認しておきたい初歩のマナー。すでにマスター済みの人もしっかり復習しておきましょう。


身だしなみ編

とりあえず用意すべきは冠婚葬祭で使えるブラックスーツ

披露宴へ出席するさいの招待客の正式な服装は、モーニングやタキシードがマナーとされていますが、若い男性の場合、ブラックスーツやそれに準ずるネイビーやグレイスーツが一般的とされています。シャツは白(光沢のあるもの)が好ましいでしょう。ネクタイは白かシルバーがポピュラーですが、これも決まり事ではありません。濃い色のソリッドタイなら問題ありません。また、華やかさを演出するためにポケットチーフやカフリンクスを身に着けるのも良い手段でしょう。基本的には新郎新婦を引き立てる側なので、あまりに目立ちすぎるスタイルは控えましょう。

シャツは・・・
最近はカラーシャツもポピュラーになりましたが、慶事での基本はやはり白。ただし、おめでたい席での白シャツは、普段使いのものとは異なり、光沢のあるものを選びましょう。

ポケットチーフは・・・
スーツスタイルにおける装飾のひとつであるポケットチーフ。欧米では当たり前のファッションアイテムですが、日本ではまだまだ一般的でありません。披露宴など特に華やかさが求められるシーンでは積極的に身に着けたいものです。

シューズは・・・
基本的にブラック革のプレーントゥがあれば弔事にも使えるので便利です。その他ストレートチップもフォーマルとされています。茶靴や穴開きの多いウイングチップなどはカジュアルの部類に入るので、TPOによっては適切でない場合も。


テーブルマナー編

食事のマナーは人の印象を左右しかねない大切な事柄

見られていないようで見られているのがテーブル上のマナーです。食器の扱い方で育ちが判断されてしまうこともあるので気をつけたいところです。特に披露宴などでは同年代の知人や友人だけではなく、年配の方々も多く来場しています。基本だけでも身に着けておくことは最低限のエチケットといえるでしょう。


手荷物はテーブル上に置かないで
大きな荷物は事前にクロークへ預けておきますが、着席してまず困るのは、手持ちのバッグをどこに置くか。たとえ小さな身の回り品でもテーブルの上に置くのはやはりタブー。背と椅子の背もたれの間に挟むようにしておくのがマナーです。


ナプキンの扱いにルールはある?
席に座ったときにすぐに目に付くきれいに飾り折りされたナプキン。これは乾杯までそのままにしておきましょう。乾杯の後、主賓が広げてから手に取ります。全面広げるのではなく、二つ折りにした折り山が自分のお腹側にくるような状態で置きます。口を拭くのに自前のハンカチを使う人もいますが、用意されたナプキンを使うほうがスマートです。

ナイフ、フォークは外側から使う
例外もありますがコース料理は普通、前菜、スープ、魚料理、肉料理と進んでいきます。ナイフとフォークもそれに合わせて外側から順番に使いましょう。上手く扱えない場合は、使用したナイフをいったん置いて、フォークを持ち替えて食事をするものマナー違反ではありません。


タバコはやはり控えたいもの
昨今の禁煙ブームからかんがみても、食事中にタバコを吸うという行為は控えたいものです。タバコの煙が苦手な人、それに妊婦や子供が同席している場合もあります。どうしてもという人は、会場の外の灰皿のあるところまで行くようにするのが、これからのマナーかも知れません。


慶事におけるタブー編

知らなかったでは済まされない言葉選びに関するルール

おめでたい席での突然のスピーチ。緊張するのはしょうがないにしても、不適切な発言は絶対に避けたいところです。最近は気にする人も少ないと言われていますが、やはりマナーはマナー。知っていると知っていないでは差が出てしまうものです。赤っ恥をかかないためにも覚えておきましょう。

point1結婚という結びつきの儀式にそぐわない「切る」「終わる」「別れる」「破れる」「冷める」などの忌み言葉の使用は避けましょう。また、繰り返しに繋がる「重ね重ね」「皆々様」も使わないように心掛けるのもマナーの一つとされています。

point2忌み言葉と一緒で、不幸を連想させる「割れる」「壊れる」「切れる」ものは贈り物として不適当です。ガラス製品や陶磁器、包丁やナイフはふさわしくない、という考え方もあることを覚えておきましょう。

point3慶事と弔事が重なることも稀にあります。その場合は「二度と会えない」ことからも弔事を優先するようにしましょう。ただし、慶事への欠席理由をはっきりとは明かさないようにしましょう。「葬儀に出席するから・・・」など縁起の悪い事柄は知らせないのがマナーというものです。


ご祝儀袋編

水引のカタチにも意味があるのを覚えておきましょう

ご祝儀に関して特に迷いがちなのが、その入れるべき金額。会社の同僚や部下や友人などへのご祝儀(披露宴に招待された場合)は、対象者との関係の度合いにもよりますが、2〜3万円ぐらいが妥当といわれています。近親者である場合は5〜10万円が一般的な相場となります。また、入れる袋もお祝い用ならなんでも良いかというとそうではありません。蝶々結びの水引のものは不適切とされています。また、御祝儀袋を買ったときのビニール袋に入れてそのまま受付まで持ってくるという人もいますが、やはり大人であるならばキチンと袱紗に包んで持ち運びたいものです。


結び方の違いで使い方も異なります。
水引とは袋にまかれている装飾のこと。結婚祝いの場合は「あわび結び」か「結びきり」の水引が適当です。蝶結びのものは円(縁)を繰り返しており、複数を予想させることから使われません。蝶結びのものは、出産や記念行事など何度あっても嬉しいお祝いのときに使います。

あわび結び・結びきり・蝶結び 袱紗の畳み方


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