Invester's Room

夏のボーナスでお金の勉強を始める

「お金は転がすものなのよ」そんな言葉をいつかは言いたい。未来の投資家のあなたに送る、とっておきのお金のコーナー。投資に対する基本的な考え方から、「国債」「株式」「投資信託」「不動産」「コモディティ」など、数々の投資チャネルの特徴など、夏のボーナスから活かせる知識を、大手証券会社チーフエコノミストの山川さんにレクチャーしてもらいました。


まずは自分との相談から

投資をするにあたって大切なことは、自分の預金(ボーナス)から投資に振り分けられる資金がどれくらいあるかを冷静に考えましょう。大事なそこの線引きを決めることができたら、次のステップへ。


自分にあった投資方法を選択する
投資の種類と特徴投資には大きく分けて「株式」や「不動産」に代表されるハイリスク・ハイリターン型と「国債」のように安定したローリスク・ローリターン型のパターンがあります。右のグラフに大まかな種類と特徴をまとめてあるので参考にしてください。グラフの横軸が右へ行くほど「ハイリスク・ハイリターン」となり、縦軸が上へ行くほど、「売りにくい(流動性が低い※)」という図式になっています。この分布グラフを参考にして、自分がどのような投資に向いているのかを、自分の性格・経験に合わせてじっくりと考えてみましょう。始めのうちは、グラフ左下と中央あたりに分布する投資チャネルに分散投資をして、お金の勉強をしながら資産を運用するところから始めるのがいいでしょう。
※流動性とは投資対象の売りやすさを表現する専門用語。

投資を通して世界が見える
新聞・ニュースなどの経済記事、世界情勢など、普段気にしないような記事でも、自分のお金で運用を始めることによって、全ての事象があなたの投資対象に関係を持ち始めるのです。経済・戦争・社会問題などが起こると、株価の変動・資源不足などの懸念から、様々な分野で変化が起こります。単なる資産運用としてでなく、投資を通して世界を見通すような、これからの時代に求められる広い視野を養ってみてはいかがでしょうか。



INVESTER'S KEYWORD
『B.R.I.C.S.(ブリックス)』

最近新聞の経済欄やニュース等でよく見かける『ブリックス(B.R.I.C.S.)』という造語をみなさんご存知ですか? ブリックスとは、B(ブラジル)、R(ロシア)、I(インド)、C(中国)、といった最近メキメキ人口が増加し、経済成長している国々をひとまとめに指す単語です。どんな国々かとインドを例に挙げると、年間1,000万人ペースで人口が増加しており、毎年東京都がポコポコ増えている状況が続き、海外資本の企業も続々と投資を開始しているのです。このことによってどんな影響があるのかというと、ひとことでは表現しきれませんが、単純明快に「人口の増加=消費の増加」という式が成立し、食べ物や様々な原料(コモディティ)の消費が増えていきます。消費の増加により資源不足が懸念され、コモディティの価格が高騰する可能性が生じるのがひとつ。さらに、外国資本の投資によって文化レベルが上がり、経済の成長をも促すのです。経済評論家の間では、30年後にはブリックスの国々の国民総生産が、先進6ヶ国の合計を追い抜くのではないか? といった大胆予想もされているほど。もうおわかりですよね、これからは「投資=資産運用」でなく、「投資=経済勉強」といった価値観もステキではないでしょうか。

 


リストに戻る

Page Top

Copyright(c) Super Regional,Inc. All Rights Reserved. 個人情報の取り扱いについて 個人情報保護方針